4)LED 3157 バルブ
トレブリッツメンバーのB-Maxさんからメールを頂きまして、
「3157のLEDタイプ。試しに購入してみようと思うのだけれど、乗らない??」
JAMSTRAIT社/
3157-HA Hyper-Bright Amber
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3157 LED
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前々からリサーチはしていたのですが、これは千載一遇のチャンス!
ただ、思ったより値段が高い(ペア$26が、込み込み何と¥5,000)事で一考。
しかし、「光り物」を掲げている以上、後に引く訳には行きません。
結局3人で購入する事に致しました。待つ事、数週間。
「シボレーフェスタ参加オフ」時に受け渡し。時間もあったのでその場で試着!
ハザードでテストしている間は全く分からなかったのですが、左右単体だと「ハイフラ」
(ランプ切れ等が直ぐ分かる様、点滅速度が非常に速くなる。)そうなのです!!
抵抗等の対策が全く施されていないので、LEDは殆ど消費電力を必要としない為、
クルマから「断線」と見なされてしまうのです。 困りました。
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ビルトインしてみます。
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もう一点、困った点。LEDの特徴として直線光源です。フィラメントと違い、
横方向には全く光を発しません。 この為、折角の「反射鏡」に光が行かないので
後ろから見ると、オリジナル電球バージョンと比較して明るさはかなりありますが、
ピンポイント照明的になり、これがどうなのかという疑問です。
LEDにしては角度が広めでしたので、若干横からでもある程度識別は可能なのですが、
実際このままでの公道走行、大丈夫なのでしょうか。不安が残り「却下?」の噂も。
1−2週間、かなり悩みました。「抵抗」の事、「光源の面積」うーん!
「抵抗」に関しては、ダミーで電球を付ければよいと思い、実験。その時は10Wでは
ハイフラだが、15WあればOK!と結論づけました。さてどんな電球にしようかな。
「光源の面積」に関しては未だに研究中ですが、ともかく、何とかLED化したい!
しかし、例の横方向問題。。。
TBが左車線にいて右に車線変更する際、右後方の右ハンドル車の視点位置で検証。
夜間は単独でも問題ないが、昼間は流石に「点光源」の為視認が若干厳しい。
このままでは危険?? ダミーではなく、ある程度使い物になるものを増設しよう。
そこで閃いたのが、バイクのカウル等に取り付ける為のウィンカーランプ。
これだったら12V仕様もあるでしょうし、小さくて明るめのモノがあるかもしれない。
早速バイクパーツショップへ・・・。
あるある!色々な種類がある。が、どうやら取付には「穴」を開ける必要が。
うーん、ちょっと抵抗があるなぁ〜〜〜!
そこで思ったのが、リアのボディーとフェンダーの間の溝。結構隙間があるので、
「貼り付けタイプ」であれば、ケーブルをこの隙間に埋めれば穴あけせずにいけそう!
デザインだけが最終的にこれ!と言うものと出会えなかったのですが、レンズ色は
スモーク、アンバー、ホワイトとあり、US Tailとの雰囲気でスモーク色に決定。
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カウル用ウィンカーユニット
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室内にて制作前日点灯実験。15Wタイプしかなかったのですが、意外と明るくイイカンジ。
バイク用特殊ウェッジ球の為、例のHi-Pwr Type球はありませんでした。
さて、取付場所の再考。今一度悩みました。
1)US テール下の黒い部分:シボ処理ですし、Rが付いて接着難しそう。
2)リアバンパー下:一見目立たずによいが、点灯時も目立たず、意味無いかも。
3)サイドボディー鉄板部分:ここは少々上過ぎるかな。4)リアルーフ:これは違う!
5)サイドボディーバンパースカート部:ん!やはり此処がイイかも!
・・と言う事で最終位置決め。初心貫徹、3)と5)の中間位置で行こうかな!
アレ?? ここでまたアメ車的問題発生。左右のボディーとフェンダーの収まり位置が
違う!!右は真っ直ぐなのに左はフェンダー部分が約1cm出てます。
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左側は下がかなり
出っ張っている(黄色線)
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右側は一直線(黄色線)
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ってな事で、やはり「溝」利用案は敢えなくポシャリました。
この時期、h-fieldさん、わがままおやじさんとバンパー穴開けするメンバーもおり、
それも契機となって、貼り付けタイプなので6mmの配線用の穴だけ!と思い、場所を
考察します。このプラの部分が、視点、横の出っ張りを考えてもベストポジションかな?
・・と思った10秒後にドリルで穴を開けていた私! やると決めたら早いぞ!
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穴!空いちゃいました
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この穴から配線を取り出し、もう一度しっかりと位置確認。付属の強力両面テープ、
ヤバイ程粘着力が凄いです。気温が低いのでドライヤーで暖めて粘着力を増強します。
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ドライヤーで暖めます
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えいやっ!もう剥がれません!!!配線をしてから点灯実験。
サイドマーカー型ウィンカー。以外と明るく、バッチリ役割を果たしております。
例の車線変更問題は、見事にクリアしたと思います。
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点灯実験。イイカンジです
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一つだけ残念なのは、ちょっと出幅が大きい点。ま、前記の通り暫定的ですので
良いブツが見つかった時に、速攻交換する予定です。
尚かつオリジナルより良い点は、通常真横から見た場合、ドアミラー下のウィンカー
しか見えません。でも、追加サイドマーカー型ウィンカーで、真横からの視認性も
アップされました。(必要か不必要かは、また別問題ですが・・・。)
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サイドウィンカー点滅状態
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電球とLEDの違いは、
★電球の点滅。口で言うと「ふわ〜〜〜ん、ふわ〜〜〜ん」
★LED「スパッッッ、スパッッッ、」点灯と消灯の明暗の差がハッキリしている分
凄いですね。LEDはかなり心地よい雰囲気です。
翌晩、急遽問題発生!!! 設置した時は日中で何のトラブルも発見出来なかったのですが、
何故かヘッドライトを点灯した時のみ「ハイフラ」になるのです。スモール時は正常。
流石にここまでは実験しなかった。ここまで電子制御が働いているのですね。
前回の実験の15W説はもろくも崩れ去りました。
やはりオリジナルの27Wは必要な数字なのでしょうか?
翌日、例の余っていた赤灯に5Wの電球を入れて追加接続。全ての状況で実験。OKです。
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バンパー裏の隠し球(?!)
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サスガにこれを見せる気にはなりませんでしたので、バンパー裏の外から全く見えない
ビス穴に、取り付けました。外からは見えません。(追加15W+5W=20Wですね。)
ふぅ〜〜〜っ!これにて「第一弾」完成です。
今後に対する問題点:やはりどうしても点光源はかなり気になります。
補助灯を充実させるのも良いが、やはりメインがもう少し何とかならんとなぁ!!!
アイディアとしては、
1)現行3157LEDの裾野の部分が空いているので、ここにミニフィラメント球を付ける。
(・・思う様なミニ球で5W以上のモノはなかなか無い)
2)横向きにLEDを360°追加する(・・幾つ必要??!根元の処理も複雑になるかな)
3)普通球3157Aのチョン先にLEDを円形に加工自作して、被せる。
(これは普通球の熱に耐えられるモノが必要になってくる。又、これを固定する針金等の
強度もどの様になるのだろうか?どのみち大変かな?)
どうしましょうかねぇ・・・。
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