2002年秋、3157のLEDアンバー色バルブを導入致しましたが、若干問題点が・・・。
要は反射鏡を全く利用出来ない為、光量は充分あるにも関わらずピンポイントとなり、
フィラメントバルブに対して圧倒的優位感はイマイチありませんでした。
18球のLEDとしては結構広角度拡散型で秀逸な出来なのですが・・・・・・。
横向きにLEDを配置して何とか反射鏡を利用出来ないモノか・・・。考察の日々が続きます。
1)3mmLEDを横向きに使う。2)12Vの明るめの麦球型フィラメント球に色を塗って配置する。
3)通常バルブに戻しLEDを「追加」という形にする。
この最終案は結構最後まで残っていたように思います。バックランプ位置のソケットを
国産タイプのソケットに変え、国産の高効率バルブを入れられるように試作も致しました。
しかし、、、
一旦LEDの「シャキッ、シュパッ」を経験してしまうと、もうフィラメントには戻れません。
ブレーキランプ&本国Winker位置はサスガにしっかりと設計されておりますので問題を
感じませんが、US仕様のバックランプ位置にオレンジ普通フィラメント球を入れ替えただけでは
光軸も下を向いたままですし、3157の高効率タイプも存在しません。
何とか『総LED化』は出来ないモノだろうか・・・。
そうこうしている内に仲間のP輔さんが「ウィンカー&バックランプ総LED化」のインフォ。
ショックです。。何とかせねば、、、真似ッ子はイヤだし・・・。必死に色々と考えました。
私のカスタマイズ基本は「車検時にも即応出来る事!合法内での作業」
そうなると、US Tailのアッセンブリはそのままでのアイディアになります。って事は「追加」か・・・。
取り急ぎ、LEDのユニット選定ですね。
例によって「Audio Q」さんのお世話になる事に致しました。
スペックを見るとやはりダントツが東芝製。これで試してみる事にします。「TLOH20TP」ですね。
15,000mcdは凄すぎです。勢いで100球注文。
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ついつい100球も頼んじゃいました!
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点灯させるには抵抗かCRDが必要になります。
電圧の上下が激しいクルマでの使用状況を考えるとCRDに軍配が上がります。
常時20mAを供給する為、1.9VのLED5個に対して10mACRD二個を並列に繋ぎ、20mAを
確保します。
少々多めに注文、50個を頼みました。
同時にテスターと基盤、白、青のLEDもチェック用に10個ずつ注文してみました。
さて、到着後、個別チェック。お!かなり明るいです。単品点灯実験だけで嬉しい悲鳴(^^)/。。。
ただ、、照射角度7°、、。これはどうかなぁ??かなり気になります。
ともかく、基盤に仮配置。大きさはバルブを入れる直径27mm以下、25mmに決定。
長方形の基盤にLEDをレイアウトしていきます。
基板への配置を何度も考え、
見た目を良くする為ラピーを貼ります。
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制作現場写真。何か、、「工房」みたい・・・。
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あれこれレイアウトし直し、なるべく密集して入れられる形を考察、決定!
ハンダ付けが大変です。
20mA流す限度は5球。5球毎にCRDを繋ぎ、レイアウト上36球となった為、
残りの一球以外4球を反射鏡に向けて配置しようと試みました。
次なる試練!! 出来上がったプレートをこれをどうやって入れるか! かなり苦労しました。。。
外から見えているモノを指一本で思う所に設置する大変さはなかなかなモノでした。
一人でだいぶ長い時間格闘、大騒ぎ致しました。ま、ともかく両面テープで仮留め!
仮配線します。
此処で問題。反射鏡に向けるLEDを付けると厚みがかなり増し、穴から入りません。
角度的にも「7°」の制約で、良い角度に向けられない事も分かりました。
やむなく追加後ろ向き4球は「却下・・・」「撤収!!!」
外観は、意外とさっぱりした感じに出来上がりました。後付の嫌味が無いのは気のせい??
TBに装着。
爽やかなイメージに仕上がってませんか?
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光った瞬間を撮るのが至難の業!
是非実物を見て頂きたいです。
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点灯すると、、、うぅぅむ、やはり、もう少し「広角」なLED球にすべきだったと反省。
やはり「7°」は狭角過ぎます。ただ、明瞭度は「素晴らしい(^^)」
US Tailのデザイン上、若干外側に向いているのをそのまま反映しちゃっており、
真後ろ直線方向での光量は「US製3157LED」に任せる事となってしまいました。
もう一度外して此処のLEDの角度を詰めたほうがより良くなるとは思ったのですが、、、
意外としっかりと止まっちゃったので「仮留め」=「本留め」!
ま、綺麗だし、、、イッか!!!
ともかく、これでフィラメント球と比較しても相当優位性は出来た様に思えます。
こんな事を必死にやっていても、、悔しいかな近い将来メーカーはもっと凄いヤツを
出してくるのだろうなぁ。。。
個人での作業の欠点はやはり「拡散の為のレンズを作れない」事に尽きます。
ま、逆手にとって「数」で勝負しかないのも、この為ですね。
是非皆さんも、もっと凄いヤツ! 作ってみて下さい。。。
・・・・・・2003年 4月末日
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